「さくら荘のペットな彼女 8」

作者 :鴨志田 一
絵  :溝口 ケージ
出版社:電撃文庫

一巻発売当初から読み続けて早八冊目。
今期アニメも始まって、いい勢いですね。

今回は作品上の大転換点。空太がついに白黒つけます。

正直、出来レースっちゃ出来レースなのですが、
そこに至る心理描写がとってもよかった。

3巻の次にいい巻だったと思います。

キャラ萌ではなく、物語(地の文ともいう)が好きで読んでいる作品なので
(才能がどうこうっていう話が好きなのです)、
どうしてもキャラクター重視になるアニメは見続けられるか、ちょっと自信がありませんが、
原作は是非最後まで読みたいと思います(あと2巻で終わりらしい)。

☆4.0

「ニンジャスレイヤー ネオサイタマ炎上①」

作者 :Bradley Bond & Philip Ninj@ Morzez
訳  :本兌有 & 杉ライカ
絵  :わらいなく
出版社:エンターブレイン

twitter連載で、いろんなところで話題沸騰している作品の書籍版。

これをラノベと言ったらいろんな人に怒られそうだけど、
一般書籍とはなんだか言いたくないw

twitterでは読んでいなかったので、これが初めての接触です。

平たく言うと、思ってたよりまとも(失礼)。

奇抜な言葉遣いとか、アメリカ人から見たトンデモ忍者感とかばかりの
情報を目にしていたので、どんな電波作品かと思っていたけど、単純にお話として面白かった。

フジキド=サン普通にかっこいいし、ヤモト=サンもかっこかわいい。
敵のニンジャもすごくキャラが立ってるし。
そこはかとなく、ゴルゴとかコブラの匂いを感じた。

ナメてかかってたので嬉しい誤算でした。
実写映像化したらすごく映えそう。

難点は一冊の分量が多い(上に続刊もすごいことになりそう)ことw

☆4.0

「あなたの街の都市伝鬼! 3」

作者 :聴猫 芝居
絵  :うらび
出版社:電撃文庫

都市伝説・妖怪コメディ(?)ももう3巻。

1巻読了時に危惧していたバトル展開突入はどうやらなさそうなので、ホッと一安心。
ラノベではジャンプみたいなテコ入れは入らないようですねw

内容的には今まで通り、都市伝説とか妖怪がやいのやいのして、
最終的にいい話に落ち着くとかそんな感じのアレ。

個人的に妖怪ものが好きなので、評価は甘めになってる気がする。
ぬーべーとか好きな人は好きなんじゃないかな。

☆2.5

「生徒会探偵キリカ 3」

作者 :杉井 光
絵  :ぽんかん⑧
出版社:講談社ラノベ文庫

学園(プチ)ミステリー3巻。

1巻のときから言ってたけど、相変わらずライトな「神様のメモ帳」でした。
話自体は面白いんだけど、どうしても神メモがちらついて堪能できない感。
(自分が神メモのほうが好きなので余計)

というかまあ、杉井先生の主人公はだいたい性格同じなんですけどね。

自分は買わなかったけど、コミックス1巻も同時発売ということで、
これもそのうちアニメ化しそうな雰囲気。

神メモみたいに重すぎず、女の子もいっぱいでてくるので、
アニメ化したらこっちのほうが売り上げは良さそう。

☆2.0 (神メモ知らなかったら3.5くらい行くかも)

「カフーを待ちわびて」

作者 :原田マハ
出版社:宝島社

映画化、漫画化もしたラブストーリーの原作。

主人公が、戯れに絵馬に「嫁に来ないか」と書いたら、
本当に女性が家にやってきたけど、この人いったい誰?

っていう話。

売れてるだけあって設定も話も面白いんだけど、
個人的に一般向けのラブストーリーは肌に合わないんだなと実感。

性描写とかがとことん苦手なのでね…。
多分脳みそが思春期でストップしているんだと思う。

そんなわけで採点は辛目になりがち。

☆2.5

「お茶が運ばれてくるまでに」

作者 :時雨沢恵一
絵  :黒星紅白
出版社:メディアワークス文庫

「キノの旅」、「メグとセロン」等で有名な時雨沢さんの掌編集
…というより、イラスト付き詩集って感じ。

絵本と言ってもいいかもしれない。

掌編もむぅと考えさせられる内容が多く、
イラストもとってもマッチしていて素晴らしい。

暇なときに読み返したくなる一冊。

☆3.5
「ビューリフォー!-准教授 久藤凪の芸術と事件」

作者:波乃 歌
出版社:メディアワークス文庫

美術史研究家で毒舌イケメンの准教授と貧乏女子大生が
名画に絡んだトラブル以上事件未満のあれこれを解決する話。

話自体は面白いのだけど、キャラがいまいち自分好みじゃなかった感。
東野圭吾のガリレオシリーズ好きな人ならキャラも好きになれるんじゃないかな。

あとどうでもいいけど、舞台のモデルが私の母校な気がする。

続刊は出るのか不明。出れば、懐に余裕があったら買うかも。

☆2.5
「妄想ジョナさん。」

作者:西村 悠
出版社:メディアワークス文庫

妄想癖…というより妄想症の主人公が、
妄想上のヒロイン「ジョナさん」と脱妄想に取り組む話。

話の設定的に「さよならを教えて」を思い出しましたが、
あそこまでの暗さ、悲惨さは全然ありません。ジョナさんかわいいよジョナさん。
(それを踏まえても主人公は十分悲劇的ではありますが…)

個人的に暗い話が苦手なので、私のツボにはぴったり。
内容が内容なので、続刊はまずないのが残念。
☆4.0
「憑物語」

作者:西尾 維新
出版社:講談社BOX

「物語」シリーズ最新刊。今回は「よつぎドール」。
いつぞやのキョンシーと違ってタイトル詐欺…とまではいかないものの、
メイン…?と首をかしげざるを得ない感はある。

FINALシーズンでシリーズを終わりに持っていくためか、
いつもよりシリアス成分マシマシです。
とはいえ茶番(褒め言葉)も多いので、あまり話が進んだ感じもしないのですが。

相変わらず茶番が面白かったのと、月火ちゃんが可愛かったです。

マイスイートエンジェル羽川さんの出番がアレだったのと、
前巻「恋物語」が非常によかった反動のため、
☆3.0。


それではまた。
「絵画の住人」

作者:秋目 人
出版社:メディアワークス文庫

メディアワークス文庫がラノベ扱いになるかどうか、
いまだによく分からないのだけど、とりあえずこのくくりで。
(書店によって一般だったりラノベだったりして探しにくいことこの上ない)

高校中退のフリーターが偶然雇われ画廊主になって、
不思議な絵画にまつわるあれこれに巻き込まれるお話。

有名絵画にまつわるちょっとしたミステリーの掌編の集まりって感じかな。
率直に言って面白い。

最近この手の、現実の作品(本とか音楽とか芸術とか)がラノベにも増えてきて、
個人的にはとても嬉しい。

話の中で取り上げられてると元ネタを追いたくなって、
また新たな楽しみにつながるつながるような気がする。

☆4.5

続刊が出たら是非読みたい。おすすめです。



明日は群馬某所でプレリに参加してきます。
諦めてたけど、思いがけず滑りこみ予約できてよかった。

ギルドはお持ち帰り狙いでゴルガリを予定w

ヴラスカか衰微かロッテスかシャーマン出ろ!!


それではまた。

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